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「旅の宿」(たびのやど)は、よしだたくろう(現・吉田拓郎)の4枚目のシングル。1972年7月1日発売。発売元はOdyssey/CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)。 == 解説 == 前作「結婚しようよ」がオリコンシングルチャートで3位を記録、メディア露出の少ない中着実に人気を延ばしていた最中に発表されたシングルである。 自身初であり2012年現在、最後となるオリコンチャート1位を記録したシングル〔なお、提供楽曲では1975年にかまやつひろし『我が良き友よ』・1998年にKinKi Kids『全部だきしめて/青の時代』、プロデュースシングルでは2000年にKinKi Kids『好きになってく 愛してく/KinKiのやる気まんまんソング』でオリコンチャート1位を記録している〕。代表曲であると共に、シングルセールスは自己最大である。 フォークソングの王道の曲調であり、歌詞の内容はタイトル通り旅先での宿での出来事が描かれている。なお、「LOVE LOVEあいしてる」1997年10月25日に上岡龍太郎がゲスト出演した際、「自分は作詞家を目指していたが、シンガーソングライターがこんな素晴らしい詩を書けるならば自分は作詞家にはなれない」と、この曲を聴いて作詞家を挫折した旨の発言をしている〔トーク 特別編集版 - 【LOVE LOVE あいしてる:トーク】1997年10月25日 〕。 しかし、「旅の宿」の作詞は吉田ではなく岡本おさみによるもの。岡本おさみが夫人との旅行で青森県の蔦温泉に宿泊した際に曲想を得たと言われている〔ぬくもり残る66号室 読売新聞青森県版『ふるさと歌めぐり』 2010年5月3日閲覧〕〔東北 : 記者の旅 : 新おとな総研 : 森と渓流に生命の息吹…十和田 〕。 アルバム『元気です。』にも収録されシングルとともに大ヒットとなったが、こちらに収録されたものはほぼ全編アコースティックギターとハーモニカのみで構成されたアルバムバージョンである。ブルボンから発売された食玩CD『J'sポップスの巨人たち フォーク/ニューミュージック黄金時代編』にも吉田拓郎の代表曲として「結婚しようよ」と共に収録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旅の宿 (よしだたくろうの曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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